<口唇ヘルペスの治療>

口唇ヘルペスの治療の基本は、抗ウィルス薬による薬での治療です。

抗ウィルス薬には、外用薬、内服薬、点滴の3種類があり、症状の程度によって使い分けるかたちになります。

口唇ヘルペスは、適切な治療を施すのが早ければ早いほど症状が軽く、回復が早くなります。口唇ヘルペスの症状は患部を清潔に保つことで通常、1~2週間程度で自然に治りますので、重症化したり、再発を頻繁に繰り返して、水ぶくれの部分がただれて痕が残ることが内容に、基本的な治療薬を使って早めに治療をしましょう。

基本的な薬は下記のとおりです。

 

●外用薬(軟膏)……ごく軽症で再発が頻繁でない口唇ヘルペスの治療に処方されます。症状がそれ以上広がらないようにする効果が基本です。アシクロビル、ビダラビンなどです。

●内服薬……皮膚の症状だけでなく、神経細胞内のウイルスの増殖を抑える効果があります。アシクロビル、塩酸バラシクロビルなど。

●点滴……初感染で重症化している場合や免疫不全の基礎疾患がある場合、アトピー性皮膚炎の人でカポジ水痘様発疹症を合併した場合などは入院して点滴の静脈内注射を行かたちになります。アシクロビル、ビダラビンなど。

治療には、原則的に外用薬のみだけでなく、内服薬も併用します。口唇ヘルペスは神経細胞内にもウイルスが増殖しているため、外用薬で皮膚や粘膜の病変だけを抑えることに加え、内服薬で神経節のウイルスの増殖を抑えることが必要になります。

内服薬は、神経節に戻るウィルス量が減って再発を防止するためにも、予兆が出た段階で服用すると回復が早くなります。

 

口唇ヘルペスは一生つき合っていく病気ですが、抗ウイルス薬の使用と日常のケアによって、再発を予防することが可能ですので、お医者様の指示を守って早めの治療を心がけましょう。